品質向上

“お客様への満足と感動のご提供”に最も重要なことは、携わるヒト(警備員)と、そのヒトが作り出す業務(警備業務)品質であると考えています。そのために私たちは、「人材の育成」と個々における「安全意識」の向上を企図した様々な取組みを、PDCAサイクル注1を回しながら推進しています。

注1)P:Plan(計画) D:Do(実行) C:Check(評価) A:Action(改善)

PDCAサイクル

人材育成

新しく警備業務に従事する際の新任教育、また継続従事するための現任教育(何れも法定教育)を実施する一方で、予てより当社は、従業員の全人教育が大切であると考え、OJTなどあらゆる機会を捉えて5S注2活動やエチケット・マナー教育にも力を注いでいます。

また防犯・防災機器などの取扱いはもちろん、AED(自動体外式除細動器)の取扱いや、鉄道施設警備業務の特殊性を考慮して、特別認定講習などを実施し、個々の技量向上を図っています。さらに、当社の経営 理念・行動指針との同趣性を比べあわせ、SDGs(持続可能な開発目標)に示されている17の目標のいくつかでも、関与・達成を願い努力しています。

注2) 「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、躾(しつけ)」

研修室
研修室

危機管理

当社は、“安全文化の四要素注3”を企業文化の重要な柱のひとつとして据え、それを根付かせ実現するために、「報告する文化」、「公正な文化」、「柔軟な文化」、「学習する文化」の体質化に取り組んできました。

一方、三現主義(現地、現物、現人)に基づく事実の把握を下敷きに、従事員個々の“気付き力”など、業務遂行に重要な安全意識の体質化を図るため、さまざま具体的な取組みを進めています。

私たちは、当社が将来に亘って地域社会のさらなる安寧と発展に尽力、貢献する企業として、末永く存在するという願望と確信を現実化するために、様々な課題に挑戦すべく、常にPDCAサイクルを駆使しつつ、社を挙げてこれらの取組みを推進していきます。

注3)英国マンチェスター大学 ジェームズ・リーズン氏

安全管理サイクルの概念
安全管理サイクルの概念